私のお目当ては「アジア圏の文学」特集だったんですけどね、巻頭5ページで終わりました。。。
韓国文学について
ずっと韓国文学を読みたいと思いつつも、読んだら絶対はまりそう…そして沼が深そう…と思って手を出さないまま数年。
日本翻訳大賞を受賞した『殺人者の記憶法』の出版社、クオンの代表の方のお話が載っていました。

なんと、私がずっと目を付けていたブックカフェも、こちらの出版社が運営しているそうで!知らなかった!さっそく来週行く予定です。
印象に残ったのは、「翻訳者になりたい人へ」のコメント。
「乱暴な言い方をすれば、日本文学を100冊、韓国文学を原著で100冊読めば、文学の翻訳に必要な力が身に付くと思います。」
文学少女だったので、文学作品は100冊以上読んでいると思いますが、フランス文学科だった大学時代は、ヨーロッパとかロシアの文学ばかり読んでいたから、日本文学に限定すると100冊は読んでいないかも。
私は文学の翻訳をしているわけではないですが、翻訳しながら、私って意外と日本語ヘタだなぁと感じることが多々あります。
実は日本語のインプットがまだまだ足りていなかったんですね。
辞書特集はヒントがいっぱい
内容は大きく分けると4つ
・うんのさんの辞書について、活用法
・目的別おすすめオンライン英英辞典
・校正者が教える国語辞典の話
・人気辞書ランキング
うんのさんの辞書は近いうちに購入しようと思っているので、購入後に実物を触りつつ読もうと思います。
活用術の記事は、ここまで使いこなすものなんだ…とびびりました。これがプロというものか…!
私にとってタイムリーだったのが、2番目のオンライン英英辞典について。
ちょうど先週、校正者さんから私が訳したある単語について別の訳語を提案するメールをいただいて、最適な訳語を求めて、2人で英和、英英で調べまくるという出来事がありました。
OALD、LDOCE、Collinsをブックマークに登録してあったので、この3つで調べてみたものの、どれをどのように利用したらいいのか、いまいち分からなくて。。
▶OALD
▶LDOCE
▶Collins
ちょうど今回の記事でこの3つ辞典も学習者向けとして挙げられていました。
私が求めていた「単語の微妙なニュアンスを知る」には、CollinsとLDOCEがいいそうです。
単語を引いた後に、辞書の内容をどのように読み取って、さらに調べていくのか、その過程を丁寧に教えてくださっていて、とても勉強になりました。
*誤りがあったそうで、通訳翻訳WEBに訂正が掲載されていました。
国語辞典で気になったのは、『基礎日本語辞典』です。
たとえば、「~づらい/~がたい/~かねる」の使い方が分かるそう。どう使い分けるんでしょうね。
今度大きな書店に行ったら、探してみようと思います。
ランキングについては、疑問に思う点もあったので、ノーコメントで!
辞書については、今年は本も買ったし、オンラインセミナーもJTFのセミナーも受けているんですけど、何度受けても/読んでも、徹底的な使いこなしっぷりに驚嘆します。
私がその域に到達するには、まだまだ道のりが長いな~。
でも、惜しみなくその技を見せてくださっている先輩方に感謝ですね!
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