フリーランス翻訳者のおひとりさま生活

『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』刺激的で幸せな3時間半

図書館が好きです。

子どものころは、母と弟と一緒に、それぞれ最大限の10冊まで借りてきて、
週末はみんなコタツに入りながら、それぞれ読みたい本を読みふける・・・
という週末を過ごしていた気がします。

自分の本をぜんぶ読み終わってしまうと、もっと読みたくて(活字中毒?)
母が借りた「婦人画報」とか、よく分からずに読んだりして。
(ちなみに今もdマガジンで読んでます。dマガジンすごく便利!)

ネットで見かけたニューヨークの図書館の写真が
あまりにもあまりにもステキだったので、
昨年のニューヨーク家族旅行では、雨の中見に行きました。
「ここで毎日仕事したい~」と夢心地になりました。。。

で、今回この映画が上映されているのを雑誌で知って、
「これは観なきゃ!」と母に連絡。
しかも岩波ホールでの上映。絶対おもしろいはず!!

予告編見ても、どういう映画なのか、いまいちよく分からなくないですか?

実際に映画を見ても、よく分からないんです。
状況説明もなく、どんどん場面が変わっていくんです。
トークイベントだったり、放課後学校だったり、パソコン教室だったり
点字の読み方を教えていたり。

なので、これはどういう状況なのか、
どういう役割の人が誰に対して何をしているのか、
自分で判断して理解しないといけないし、
しかも講演会やインタビュー、会議での話題も多岐にわたるから、
どんどん頭を切り替えていかないといけない。
黒人差別の問題を話していたかと思うと、次の瞬間には白磁の話になったり。

ついつい、これ翻訳するの本当に大変だっただろうなぁ・・・と翻訳者目線に。

それなのに、活動していることが本当に興味深いから、
頭フル回転で刺激を受けまくり、
あっという間の3時間半。大大大満足でした~。

一番印象的だった言葉はTwitterに書いたのですが・・・

その言葉どおり、子育て支援、障がい者支援、ネット格差解消、就職支援、
人種差別問題への対策、音楽演奏会、、、などなど、
地域の人々の人生に大きくかかわる様々な活動をしています。

幹部たちの会議で、
「地域で孤立してしまう人がいないように」ということに重点を置いて
話し合っているシーンも印象的でした。

また別の日の会議でホームレスの出入りについて話し合っているときには、
「規則を設けるのも大事だが、変えるべきなのは、この街の文化だ」と。

あれ、市議会議員たちなのかな?と錯覚しそうになります。
どういう本を置くか、とか、そういう次元ではないんです。いやぁ、びっくり。

おもしろかったのは、司書が利用者からの問い合わせに電話対応しているシーン。

「ユニコーンについて調べているんです。」
(検索してヒットした文献を見ながら)
「中世英語は苦手ですが、訳してみますね。
 『男性とは、外はオオカミ、内はユニコーンで(以下略)』」
・・・どういうこと!?

トークやインタビューのシーンでは、
書き留めておきたいような言葉にたくさん出会いました。
これDVDになるかな~。
家でもう一度、メモを取りながら観たいです。

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